TOP > 用語集

用語集    ISO・JISQ・メーリングなど

 

ISOやJISQの関係、メーリングに関する用語をわかりやすく解説しております。

 

ISO・JISQ・ISMS関係

 ISO

 International Organization for Standardization(国際標準化機構)のこと。その名の通り、国際間の取引をスムーズにするために共通の基準を決めるということ。この機関が定めているのが、ISO規格です。

 ISO9001

 ISO(国際標準化機構)による品質マネジメントシステムに関する規格です。

 ISO14001

 環境マネジメントシステム(Environmental Management System)のことです。 ISO14001では、組織を取り巻くすべてのヒト(地域住民、利害関係者)、モノ(水、空気など)に対し、組織が与えている影響を明確にし、悪い影響を与えているのであれば、それを解決させていくためのシステムを作ります。

 ISO26000

 2010年11月にISOより発行された「社会的責任に関する手引き」のことです。

ISOの他の標準規格が認証機関による認証を受けることを前提としているのに対し、このISO26000は認証を求めておらず、「手引き」つまりガイドラインとして位置付けられているのが大きな特徴です。

 ISO27001 (ISMS)

 適切な情報セキュリティ対策についての基準として世界中で認知されている情報セキュリティ・マネジメントシステム(ISMS)に関わる規格です。

Information Security Management Systemの略で、情報セキュリティマネジメントシステムのことでISMS認証基準(Ver.2.0)による認証は、JIS Q 27001(ISO/IEC 27001)による認証に移行され、現在はISO/IEC27001:2013(JISQ27001:2014)が発行されています。

 JIS Q

JIS Qとは、JIS(日本工業規格)のうち、管理システムの分野の規格のこと。JISには分野別にA~Zまであり、JIS Qの規格は2010年8月現在、65個あります。

例えば、情報セキュリティの管理システムであるJIS Q 270001、個人情報の管理システムであるJIS Q 15001などがあります。これらの規格を満たし、審査機関から認定を受けた場合、前者はISMSマーク、後者はPマークが取得できるようになっています。

 JISQ15001  (プライバシーマーク)

 1999年に制定された日本工業規格の「個人情報保護マネジメントシステム」です。

JIS Q 15001:1999「個人情報保護に関するコンプライアンス・プログラムの要求事項」として登場しました。

一般にJIS Q 15001は個人情報保護法遵守を具体化するための規格と考えられていますが、 1999年に制定された時はまだ個人情報保護法はありませんでした。

ISMS  ( Infomation Security Management System )

 情報セキュリティーを保つために、組織の情報資産の機密性、可用性、完全性を維持管理するためのシステムまたは管理方法のこと。ISO/IEC 27002(JIS Q 27001/27002)の基となった企画です。

ISOとJISの関係

JISは、Japanese Industrial Standards の略で、『日本工業規格』といいます。工業標準化法に基づき制定される、日本の国家規格のことです。 JISは多数の部門に分類されており、土木及び建築、一般機械、電気・電子、管理システムなどそれぞれ分野に応じてアルファベットと数字が付与されています(表記例: JIS Q 9001)。

ISO 9001やISO 14001の原文は英語、フランス語などで作成されますが、日本国内での使用を円滑にするために、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく日本語に翻訳され、JISとして発行されています。なお、この日本語への翻訳作業を実施するのは日本工業標準調査会(JISC)です。翻訳されたJISは、原語で作成されたISOと同じ内容であると認められており、国際整合化が図られています。例えば、ISO 9001は日本語に翻訳されたJIS Q 9001と同一に扱われています。

 アウトプット

 プロセスを実施した結果として生ずるもの。例えば、製品、半製品、サービス、帳票や情報などが該当します。

 インシデント

 セキュリティ事件・事故のこと。不正アクセス、ウイルスへの感染、盗難、車上あらし、置き引きなどを指します。

 サイバーセキュリティー経営ガイドライン

 サイバー攻撃から企業を守る観点で、経営者が認識する必要のある「3原則」、及び経営者が情報セキュリティ対策を実施する上での責任者とにる担当幹部(CISO)に指示すべき「重要10項目」をまとめた指針。経済産業省とIPAによって策定された。

 

 セキュリティホール

 情報システムやネットワーク上で使用しているソフトウエア、製品又はWebアプリケーションのセキュリティ上の弱点。脆弱性とも呼ばれます。

 ファイアウォール (Firawall)

ネットワーク同士の境界線に設置し、不正なデータの通貨を阻止するためのもので防火壁という意味がある。通過するバケットの内容を見て通貨の可否を判断するバケットフィルタ型が一般的ですが、動作するプロトコルの階層によってサーキットレベルゲートウェイ型やアプリケーションゲートウェイ型などいくつかの種類がある。

 

 リスクマネジメント

 各種の危険による不測の損害を効果的に処理するための経営管理手法です。

 PDCA

 Plan:計画→Do:実施→Check:確認→Act:処置の頭文字をとったもの。

「PDCAのサイクル」、「管理のサイクル」と呼ばれます。

 5W1H

 Who(誰が)  Where(どこで)  When(いつ)  Why(なぜ、どんな目的で)  What(何を)  How(どのように) の頭文字をとったもの。さらに、How much(いくらで)を加えたものを5W2Hと呼びます。

 

個人情報関係 

 個人情報保護委員会(個人情報保護法ハンドブックより) 

個人情報

「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう。

個人情報取扱事業者

個人情報保護法の改正により平成29年5月30日に5000人以下の個人情報を取り扱う事業者も「個人情報取扱事業者」となりました。事業者には法人に限らず、マンションの管理組合や自治会、同窓会、PTAなども含まれます。ただし、従業員が100人以下の中小企業に対して、ガイドラインにおいて特例的な対応方法が示されています。

 

個人情報データベース

個人情報データベースとは個人情報を含む情報の集合体で個人情報を検索できるもの。 

要配慮個人情報

不当な差別、偏見その他の不利益が生じないように取扱いに配慮を要する情報として、法律・政令・規則に定められた情報です。

匿名加工情報

 個人情報を本人が特定できないように加工したもので、当該個人情報を復元できないようにした情報を言います。個人情報の取扱いよりも緩やかな規律の下、自由な流通・利活用を促進することを目的に個人情報保護法の改正により新たに導入されました。

メーリング関係

あ行

アウトサイドリスト

外部リストのこと。他社が保有する顧客・見込客リスト(データ)や、販売を目的に編纂されたリスト(データ)を指します。

宛名ラベル

タックシールとチェッシャシートがありチェッシャシートは機械貼り用の宛名ラベルとなります。

インサイドリスト

ハウスリスト、内部リストのこと。企業が保有する自社の顧客・見込客のリスト(データ)を指します。

か行

広告郵便物

広告郵便物とは、手紙(第一種郵便物)またははがき(第二種郵便物)のうち、請求者自身の「商品の広告」、「役務の広告」、「営業活動に関する広告」を目的とし、同一内容で大量に作成された印刷物を内容とする郵便物です。広告郵便物として承認されると、割引が受けられます。(広告郵便-日本郵便)

 

さ行

 信書とは

 「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法及び信書便法に規定されています。(総務省「信書」のガイドライン)

 

信書に該当する文書  書状、請求書の類、会議招集通知、許可書、ダイレクトメール等

信書に該当しない文書 書籍、カタログ、小切手、クレジットカード、会員カード、宛名の無い配布チラシ等

※ 詳しくは総務省の「信書」のガイドライン等をご確認ください。

な行

ニクシー

記載された宛先に当事者の不在が確認された場合に、差出人に戻される郵便物のこと。最近ではe-メール配信の際に相手先アドレスが使用されていないなどのケースを指すこともあります。

は行

フォローアップ

DMやカタログなどを送付して一定期間が経過した後に、同じ見込み客に再度、同じ目的のDMを送付すること。

フライヤー

DMに同封するチラシ(小さな)を言う。関連商品やサービスをフライヤータイプにすることで「ついで買い」を刺激する効果がある。

 

 

ブロシュア

パンフレットと同義。ダイレクトメール用に折りたたんで使うパンフレットを敢えて区別してブロシュアと呼びます。

ま行

マッチング

宛名や住所を照合する作業。DMでは宛名ラベルと申込書を照合することが多い。

 

 

目隠しシール

返信用ハガキ等に記載された情報を第三者に見られないように隠すシール。

や行

郵便区分け

郵送料割引制度利用者区分やゆうメール・広告郵便適用のための条件となり通常は郵便番号5桁区分けを行う。

ゆうメール

冊子とした印刷物やCD、DVDなどの電磁的記録媒体を、ゆうパックやポスパケットよりも安い運賃でお届けする日本郵便事業株式会社によるサービスです。大きさは、長さ・幅・厚さの合計が1.7m以内、重さは3kg以内で、外装の見やすい所に「ゆうメール」又はこれに相当する文字を表示することが条件となります。「ゆうメール」では信書は送れませんが添え状・送り状は同封できます。その他の諸条件等につきましては、日本郵便事業株式会社のHP等で確認いただけます。

 

ら行

ラベリング

封筒に宛名ラベルを貼る作業。

数量が多い場合はダイレクト印字が有効です。

 

料金別納

10通以上の郵便物を同時に差出す際に、切手を貼ることなく料金を一括して払う郵便局のシステムを指します。

料金後納

1ヶ月間に差出された郵便物の料金を、翌月にまとめて支払う郵便局のシステムのこと。

わ行

ワン・トゥー・ワンマーケテイング

市場シェア獲得を求めるマス・マーケテイングに対し、特定の顧客のロイヤルテイを高める方法を指します。顧客のニーズの個別化と双方向性のメデイアを駆使し、顧客との継続的な関係作りが確立することができます。

A-Z

BRC

Buisiness Reply Cardの略で、 勧誘などの目的のダイレクトメールに同封される無料返信ハガキのこと。郵便料金を広告主が負担することでレスポンス率を上げる効果があります。

BRE

Buisiness Reply Envelopeの略で、勧誘などの目的のダイレクトメールに同封される無料返信封筒のこと。郵便料金を広告主が負担することでレスポンス率を上げる効果があります。

Cover Letter

ダイレクトメールの場合は「挨拶状」のこと。Letterとも呼ばれます。

コスト削減のご提案

プライバシー 10860094       JAB-Web用.jpg

          ※ISO9001適用範囲:事業本部